【写真家嫁のミャンマー旅行記】⑧旅ってこういうことなのか〜

ミャンマーで、唯一気になっていた、名も知らぬ村。

たまたま通りがかり、晴れて行くことができました。村の入り口には牛が数匹いて、こちらをジーッと見ています。

南国のような木々がワンサカ生えていて、でも乾いた感じもして、不思議な村でした。色のイメージで言うとベージュ色の砂っぽいんだけど、隙間にみっしり生える緑がなんかめっちゃ綺麗。

村の真ん中を通る一本道に入ってすぐ、変な外国人が来たぞ、と、家の中から今度は人がジーッと見ています。

ジーッと見ている人たちに、ニコ~っと笑いかけながら、

どんどん敷地に入っていく旦那さん。

おお、入っていった!!と、密かにビックリしながら後をついていきます。

ここの家で前に写真撮らせてもらったんだよ~

と旦那さん。
確かに、写真に写っていた子がいる!

言葉は現地ではビルマ語なので全くわからず、ゼスチャーで、この前はありがとうと伝え、iPhoneに入っている写真を見てもらいました。

言葉でのコミュニケーションは一切ないのですが、お互い片言の英単語とゼスチャーで、なんとかなるもんです。

気がついたら、隣近所の家の人たちも皆集まってきて、なんかめちゃめちゃ大人数!お茶を出していただきワイワイする中で、ふと目線をあげると、

な、なんかめっちゃ見られてる滝汗

一人の美しい女の子が、じーーっとこちらを凝視しています。

珍しい外国人が来たからだろうなぁと思っていたんですが、その子は私達が村にいる間中、ずーっとついてきてくれました。

写真にあった仏塔で、祈り方や作法を教えてくれたり、私の髪をといてくれたり(そうとうボサボサだった笑)、なんだか親切を真っ直ぐ感じて嬉しかったです。美人だし!(笑)

てっきり16歳くらいかと思ったその子は、年齢を聞くと22歳。

ミャンマーの人たちは、見た目がめちゃめちゃ若い人が多いです。みんな、日本人の感覚で見ても5歳~10歳くらい若く見えます。

色々な話をゾーミンの通訳を交えて聞いていくと、お父さんを亡くし、お母さん、その子、妹の女だけの三人家族。

この村では女は稲刈りが仕事だけど、いま、稲刈りは機械がはいったので仕事が無くなったと話してくれました。その美しい子は長女なのでヤンゴンに仕事に1ヶ月に数回出ているそうです。

そんな彼女。村を出る時に、手招きして家に入れと何度も私だけに言い(笑)、村長さんに挨拶に行く途中でさらわれ、彼女の家に行きました。

そうしたら、一目で大事にしていたのがすぐわかるブローチを私が着ていたパーカーに付けてくれました。

なんか、本当になごり惜しくなり、

うー、もう、ここにいる~

と思ったんですが、それを察した旦那さん。

旅に出ると、毎回こんな感じだよ。
リアルにウルルンだよね。

って言われて、ああ、こういう感じなのか。
と、名残り惜しさに良い意味で諦めがつき、
「また来るね」のゼスチャーをしながら、絶対また来よう~と思い、何度もバイバイしました。

「また来るね」
「また会おうね」

ってゆーのも、日本やある程度の馴染みのある国だと私は抵抗なく言えるものですが、この言葉をここで言うには覚悟が必要だ。

というちょっとした葛藤と共にゼスチャーしましたよ。

この村では、とりたてのマンゴーを食べさせてもらったり、牛に突進されそうになったり、色々あったんですが、やっぱ、この女の子との出会いが一番印象的でした。

うー、旦那さんはこんな旅ばっかしてたのか!

旅の魅力が少し分かった瞬間でした。

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